TOP>eラーニングの利用状況
厚生労働省の調査結果によると、自己啓発の実施方法ではeラーニングの割合が最も高くなっています。
ここでは今年5月に発表された総務省の調査結果などから、eラーニングの利用状況を年代別にみていきます。
●コロナ禍で高まる利用割合
上記総務省の調査結果などから、過去1年間にeラーニングを利用した人の割合をまとめると以下のようになります。
・2021年のeラーニングの利用割合をみると、男性全体は18.7%、女性全体は16.4%で、どちらも2017年の2倍以上になっています。年代別にみると、男女ともに15∼19歳が最も高く、20∼29歳が続いています。29歳以下の年代では、女性の利用割合が男性より高くなりました。
5年間の推移を見てみると、すべての年代で概ね年を追うごとに、利用割合が高くなっています。
インターネットの普及はもちろん、コロナ禍でテレワークによる研修受講やオンライン授業など、eラーニングの機会が増えたことが、こうした結果につながったものと思われます。
●今後も高まる可能性
冒頭で触れたように、厚生労働省が5月に発表した調査結果では、自己啓発に取り組む従業員の実施方法として、eラーニングの割合が最も高くなっています。また昨今、社会人の学び直しが注目・推進されていることから、今後も様々な年代で、eラーニングの利用割合は高まることが予想されます。
●国も学び直しを推進
社会人が仕事で必要となる能力を学び直す、いわゆるリカレント教育について、厚生労働省ではさまざまな情報発信(リカレント教育 https//www.mhlw.go.jp/stf/newpage_18817.html)を行っています。
関心のある方は、ご自身の学び直しに活用してはいかがでしょうか。